読める・書ける・話せる。
そして、治せる。
実践力を育てる中医勉強会、三旗塾
昨今はネットを見るとたくさんの
勉強会がありますが、
向学心のある先生や学生ほど
勉強会ショッピングともいうべき状態に
陥ることが少なくありません。
三旗塾ではただ治せるだけでなく思考の整理・言語化として読めて書けて話せることを重要視し、
その上でしっかりと施術で結果を出せる。実践力に重きを置いた研究会です。
三旗塾が掲げる三つの旗
第一の旗;正確な弁証
本場の中医書から弁証を学ぶ
「学校で学んだことが実践で使えない」
そんな経験をした鍼灸師は少なくないのではないでしょうか?ナマモノとも言われる臨床は教科書通りにいかないことが少なくありません。では教科書を学ぶ必要はないのでしょうか?答えは「いいえ」です。守破離の言葉にあるように、複雑で多様な症例に向き合うためにはいかに基礎をしっかりと学ぶ必要があるかは熟練の鍼灸師ほど痛感するところでしょう。三旗塾では教科書を学び臨床に飛び出した人たちを初級と位置付け、そこからの脱皮をメインテーマとして取り組みます。講義では本場の中医書を読み込み、臨床において柔軟に運用できる基礎を作ります。

第二の旗;柔軟な治法
中医書から治方を考察する
基礎を一通り学ぶということは使える武器が増えるということです。しかしただ武器があるだけでは、実際の臨床では使えないのもまた事実なのです。使い方を学ばなければなりません。中医学では治療の流れを理(メカニズム)・法(治療方針)・穴(選穴と取穴)・術(効果を引き出す技術)の四段階に分解しますが、中医書で学んだ基礎を土台に柔軟で根拠のある法(治療方針)を立てれるようにトレーニングしていきます。いかに適切な治法を組み立てられるか。これが次の配穴や手技につながると三旗塾では考えています。

第三の旗;的確な配穴と技術
より再現性のある施術へ
そもそもなぜ中医学を学ぶ必要があるのでしょうか?鍼灸のプロとして仕事をするためには再現性のある臨床力にこだわる必要があります。ではどうすれば再現性のある臨床力が身につくのでしょうか?その答えの一つは自身の臨床を整理・反芻・改善するための一貫した体系を臨床家が持つことでしょう。三旗塾では感覚的な選穴と弁証の橋渡しとして穴性(経穴の中医学的な特性)を学びます。
理論から治療方針の決定そして配穴の選択を理論的に整理・言語化することで、今日より明日、明日より明後日でより良い臨床ができる土台をつくります。

活動報告
三旗塾だけの会報誌『千日会報』
三旗塾では、年に2回『千日会報』を発行しております。『千日会報』は初級からの脱皮を掲げて創刊された会員向け雑誌で、臨床家の生の声をお届けしております。中医書の読み方から鍼灸師が知っておくべき漢方そして臨床での疑問まで幅広い内容を扱っております。
『千日会報』のみの購読も可能です。
こちらから会員登録してお申し込みください。
年間購読料;2,200円(税込)
講師と毎月の研究会
基礎クラス
井田クラス

井田クラスでは、中医学を初めて学ぶ方や、東洋医学概論だけでは物足りないと感じている方に向けた学びの場です。毎月一回の勉強会では、中医書を題材に翻訳を行いながら、中医用語や証候概念といった基礎知識を一歩ずつ積み重ねていきます。「勉強するなら楽しく」をモットーに、専門的な内容もできるだけ分かりやすく解説し、初学者の方でも安心して参加できる雰囲気を大切にしています。 一人で机に向かう学びも大切ですが、仲間と一緒に学ぶことで新しい発見や刺激を得られるのも勉強会ならではの魅力です。臨床で抱える疑問や日々の気づきを持ち寄り、自由に意見を交わすことで理解が深まり、臨床家としての視野を広げることができます。また、同じ志を持つ仲間とつながり、励まし合いながら継続できることも大きな力になります。 知識の習得だけでなく、学ぶ楽しさや人とのつながりを感じながら成長していけるクラスです。初めての方も、基礎からしっかり学び直したい方も、どうぞお気軽にご参加ください。

盧クラス

当クラスでは、web講義を通じて中医書の翻訳を行いながら、素朴な疑問から中医学の理論や証の理解へと進んでいきます。
中医書の翻訳というと泥臭い勉強のように聞こえますが、日本では翻訳されない貴重な文献に出会えたり、老中医の治験を垣間見ることができたりと、読める技術をつけることで鍼灸師の懐の深さは何倍にも広がります。
当クラスはzoomを用いてのウェブ講義を基本としております。webならではの質問しやすい環境や遠方の方でも参加しやすい勉強会です。一生物の勉強がしたい方は一度遊びにきてください。
応用クラス
応用クラスは現在、募集しておりません。
代表の挨拶

当塾では初級者を中級者に引き上げることが最大の任務です。それに必要な中医書の読み込みとその柔軟な運用に力点を置きながら、臨床的課題を解きほぐす。学問的課題は治法と穴性の再構築であり、学術的には見えない存在(たとえば気)に対する信頼と感謝を土台にした捉え方であろう。
三旗塾は2002年に創立。1正しい弁証 2確かな技術 3患者に益する治療デザイン。の3つの旗を掲げています。塾の勉強会では和気あいあいとした空気感の下、数多い腑に落ちる気づきを見つける場を作っています。
金子朝彦