講師の紹介
金子 朝彦

1962年生まれ
梁哲周先生に師事し、漢方全般を学ぶ。
漢方研究「三旗塾」を主宰し、中医系臨床家の初級からの脱皮を図る。
さくら堂治療院院長
日本中医学会評議員
東京衛生学園教育専攻科非常勤講師
湘南医療福祉専門学校 非常勤講師
『わかる指圧《痩身》』
『わかる指圧《生理痛・生理不順》』
『中医鍼灸、そこが知りたい』
『問診のすすめ』
井田 剛人

1977年 東京生まれ
2008年 湘南医療福祉専門学校卒業
2008年 某東洋医学総合研究所勤務(現在に至る)
大学卒業後、某牛丼チェーンに就職した後、店長として3年間勤める。
その後東洋医学の魅力に惹かれて鍼灸マッサージ師を志し、2005年に鍼灸マッサージの専門学校に入学。
卒業後は現在勤務している施設にて臨床、研究に従事。
また、在籍していた専門学校の講師であった金子朝彦に師事し、卒業と同時に三旗塾に入塾。
現在、臨床の傍ら漢方勉強会「三旗塾」の講師を勤め後進の育成に尽力しています。
所属学会:
全日本鍼灸学会
日本東洋医学会
盧 嘉林

1992年生まれ
高校までを大阪府にて過ごす。
高校卒業後、大阪市の東洋医療専門学校にて、鍼灸師の資格。
学校長賞を受賞。
2020年 大阪の天王寺にて花梨堂鍼灸院を開業
クラスの紹介
基礎クラス(講師;井田)
井田クラスでは、中医学を初めて学ぶ方や、東洋医学概論だけでは物足りないと感じている方に向けた学びの場です。毎月一回の勉強会では、中医書を題材に翻訳を行いながら、中医用語や証候概念といった基礎知識を一歩ずつ積み重ねていきます。「勉強するなら楽しく」をモットーに、専門的な内容もできるだけ分かりやすく解説し、初学者の方でも安心して参加できる雰囲気を大切にしています。 一人で机に向かう学びも大切ですが、仲間と一緒に学ぶことで新しい発見や刺激を得られるのも勉強会ならではの魅力です。臨床で抱える疑問や日々の気づきを持ち寄り、自由に意見を交わすことで理解が深まり、臨床家としての視野を広げることができます。また、同じ志を持つ仲間とつながり、励まし合いながら継続できることも大きな力になります。 知識の習得だけでなく、学ぶ楽しさや人とのつながりを感じながら成長していけるクラスです。初めての方も、基礎からしっかり学び直したい方も、どうぞお気軽にご参加ください。
●クラスでは主にどのようなことをしていますか?
基礎クラスでは、主に中医書の翻訳を基本としながら、中医用語や○○証とはどういったものかという証候概念、またその治法などの基礎を固めていくことを目的として学習をしています。
●どのような人に来てほしいですか?
・中医学を基礎からしっかり学びたい人
・東洋医学概論だけでは物足りない人
・中医学を勉強したことがないという人も安心
●会の雰囲気を教えてください
中医学初学者を対象に、「勉強するなら楽しく」をモットーに毎月一回の勉強会に取り組んでいて、鍼灸学生をはじめ、卒後数年の方々がほとんどのクラスです。
人との繋がりを大切にするとともに、それぞれが日頃感じている臨床についての考えや、疑問などの意見交換の場としながら臨床家としてステップアップのお手伝いの場にしたい。
オンラインクラス(講師;盧)
●クラスでは主にどのようなことをしていますか?
当クラスでは、web講義を通じて中医書の翻訳を行いながら、素朴な疑問から中医学の理論や証の理解へと進んでいきます。中医書の翻訳というと泥臭い勉強のように聞こえますが、日本では翻訳されない貴重な文献に出会えたり、老中医の治験を垣間見ることができたりと、読める技術をつけることで鍼灸師の懐の深さは何倍にも広がります。
当クラスウェブ講義を基本としております。webならではの質問しやすい環境や遠方の方でも参加しやすい勉強会です。一生物の勉強がしたい方は一度遊びにきてください。
大和勉強会の受講生の声
木の長きを求むる者は必ず根本を固くす
Kさん 30代 男性 鍼灸師歴7年 基礎応用クラスに所属
専門学生の時に金子先生に惹かれ、タバコを吸わないが喫煙所に追っかけたりしていたら三旗塾の話を頂くことができ、入塾しました。今回は、三旗塾に入って良かったと感じることについてお話していこうと思います。
・基礎を固められる
・職場以外にも治療に関して経験豊富な方々がいるコミュニティである
大きくこの二点が私が所属している理由です。
三旗塾では中医の基礎を固めることが出来ます。これは他の講習会・セミナーにはないと思います。私が参加している基礎応用クラスでは月に1度集まり辞書を使いながら中医書を翻訳して中医について理解を深めるということを行っています。漢字のみの表記のため三旗塾に入った当初は一行翻訳するのも1時間かかる大変さでした。
ですが、じっくり考えるため一つの表記とっても「あれ?ではこの場合は?」と次々と疑問もでてくるので理解が深まります。そうして「調べる→答えを出す→疑問がでる→調べる」を繰り返すことで基礎知識が固められてきます。
この基礎がしっかりすることで応用の幅が広がる。三旗塾はその基礎を固めることのできる場所です。実際に患者さんへの治療にもこの考え方が生きてきます。治療は弁証→治方決定→治療→振り返り→再弁証の繰り返しです。その時に「なぜ今の治療が良かったか・悪かったか」疑問がでてくるか出てこないかで結果は大きく変わります。職場以外で仕事(治療など)の話が出来るコミュニティができるというのも三旗塾に入っている魅力です。職場だけだと同じような生活をしている人たちの集まりになるため発想も同じようになりがちですが、三旗塾では様々な働き方・経験をしている方が集まるため色々な話を聞くことができ、刺激を受けることが出来るのは貴重だと感じています。
最後に、私はよく自分と向き合う時間を取るようにしています。自分は5年後・10年後どのような先生になっていたいだろうか?と問いかけます。皆様はどうでしょうか?私は、やはり「治せる先生」でありたい。「あの先生だから」「あそこに行けば」患者さんにそう思って頂き少しでも結果という形で患者さんに返すことが出来る自分になりたいと思います。そうなるためには治療のテクニックを集めるのも良いのですが、基礎を固め自分の頭で考え技術として表現できることが大事だと思っています。それを学べるのが三旗塾だと感じ、諸先輩の方々の考えを聞きつつ今後も勉強していこうと思います。
質問や意見交換が活発に出来るのが三旗塾の特色だと思います
Yさん 30代 女性 鍼灸歴7年
基礎応用クラスに所属
三旗塾へ入塾するきっかけになったのは、母校で金子朝彦先生の講義を受けた事でした。金子先生の講義の内容がとにかく面白くて楽しくて。当時の私は、それまでに学んだ東洋医学の考え方に疑問を持っていた頃でした。そんな時に金子先生の講義で中医学と穴性を知り、配穴の自由度の高さに感動し、でも自由度が高いが故の奥の深さ、難しさに魅力を感じました。そして”中医学を自分の治療の考え方のベースとして、穴性をもっと知りたい!”と思い三旗塾の門を叩き現在に至ります。私の所属する基礎応用クラスでは、中日辞典などを使って中医書の決められた課題を各々で翻訳をして、その答え合わせ・すり合わせをすることで中医学の理解を深めるという事をしています。翻訳を初めた頃は、一字・一文を訳すのに一時間以上かかる事もよくありました。生みの苦しみとはまで言いませんが、文章がなかなかつながらない時は本当に大変で。でも大変であればある程、調べている間に色んな発見があって“あぁ、そういうことか!”“へぇ、知らなかった。なるほどね!”と理解が深まる瞬間はとても嬉しく、楽しいです。また、自分で訳して理解を深めるのも楽しいのですが、先生方と翻訳した文章の行間から色んな事を読み取り、そのすり合わせをしていき、更にそこから派生して考えていく事で先生方と一緒に理解をより深められる事も翻訳の楽しい所だと思っています。同じクラスの先生方でも経験や知識に差があるため、その差の分だけ見解の仕方や着眼点に違いがあります。初めの頃は”こんな事を質問するのは恥ずかしいかも…”と思う事もありました。ですが、逆に経験や知識がない分他の先生方とは違った見方をしていることもあります。質問することで他の先生方の発見にもつながると思うので、今は質問や意見交換を積極的にやっていく事が大事だと思っています。こういった質問や意見交換が活発に出来るのが三旗塾の特色だと思います。入塾して7年目に入り、金子先生の仰られる”治療が出来て、文章(論文)が書けて、話せて(講義が出来る)初めて一人前の鍼灸師”にはまだまだ遠いなぁと金子先生や諸先輩方の講義や論文を拝聴・拝読させて頂くたびに思います。ですが、焦らず”施術していても、されていても楽しい治療”を念頭に少しずつ自分のペースで進んで行き一人前の鍼灸師になりたいと思います。
三旗塾は大きな家のようであり、学ぶ意志があれば訪ねてくる人に寛大です
Iさん 40代 女性 鍼灸学生 3年生
基礎クラスに所属
私が三旗塾に入塾したのは、専門学校1年次の後半でした。
東洋医学概論の授業が刺激的で、一番興味深かったこと、忘れないように継続して学ばなければという気持ちがあり、当時の先生から金子先生をご紹介頂いたことがきっかけです。初回の体験クラスでは中日辞典の使い方に始まり、終始お世話になりましたが、井田先生やクラスの皆さん、三旗塾の皆さんが、とても温かく接して下さったことを今でもよく覚えています。クラスの内容は学生の私には、かなりハードルが高いと感じましたが、井田先生は学生でも分かるような言葉や表現を選んで説明をして下さいますし、分からない所はその場で質問ができますので、安心して受けることが出来ます。質問に対して、クラスみんなで考え話し合うことも多く、誰でも疑問に思うことを投げかけることが自然にできる雰囲気があります。真剣に耳を傾けながら、井田先生の面白い解説で和む場面もあり、初心者でも入り易い雰囲気が基礎クラスの特徴です。中日辞典を片手に翻訳する予習は慣れるまでに何時間もかかりますが、学校の授業で習った内容が幾度となく出てきますので復習にもなりますし、臨床の話が加わると、よりイメージし易くなります。
3年次の今、クラスで使用しているテキストが、学校の授業で大変役に立っています。在学中の学習に繋がる事は多々ありますが、中でも、「自分が、今、出来るベストを尽くして下さい」と、金子先生が仰った言葉がとても印象に残っています。学生でも何か出来ることを考え、以前に通勤途中で人を観察することも勉強になるというアドバイスを頂いたことを思い出しました。週のうち数日しか観察をしていなかったと反省し、以来、毎日の通勤、通学時には、人の観察を続けています。特に朝の通勤電車は、顔ぶれも同じことが多いため変化を比較することができ、会社では社員やお客様、学校ではクラスメイト、帰りの電車では21時、22時に帰宅する人という具合に、一日中観察の機会に事欠きません。夜間部では、授業後に先生へ質問をする時間は殆どありませんが、困った時に三旗塾の先生方に質問をした際には丁寧に回答をして頂き、頼りにできる先生が沢山居て、とても心強いです。頂いた回答をきっかけに興味を持ったことを調べてみると、新たな発見や、小さな質問が何倍にもなって帰ってくることがあり、先生方には本当に感謝しています。三旗塾は大きな家のようであり、学ぶ意志があれば訪ねてくる人に寛大です、刺激的で成長ができる場所です。 在学中であっても、躊躇せず入塾して良かったと今では思っています。穴性というと、特効穴のようなこの症状にはこれらを選穴する、程度の学校で習ったものしか知らなかったので、1穴1穴もっと深く学びたいと思い参加しました。
サラッとかっこいい事を出来る先生になりたいと憧れました
Mさん 30代 男性 鍼灸師歴2年
基礎クラスに所属
「鍼って凄いですね!」 「当たり前じゃん。」衝撃的でした。
鍼の響きももちろんですが、同時に金子先生の言葉も身体に響いたのかもしれません。こんなにサラッとかっこいい事を出来る先生になりたいと憧れました。施術終了後に中医学を学びたいとお願いして三旗塾の事を教えて貰い、「入塾してから二、三年は中国語の翻訳が主だからそんなに楽しくはないかもしれない」とも教えてもらいましたが、あの体験が忘れられずにいたので、私にはここで学ばせてもらえるのなら二、三年は構わないとすら思えました。これが私が三旗塾に入塾させて頂こうと思ったきっかけです。初めての講義でテキストを頂き表紙が中国語で書いてあるのを見てわ分かってはいたつもりでしたが、やはりどこか大変そうだと思いました。実際翻訳して見るとこんなに時間が掛かるのに数行しか訳せてない事もありました。勿論翻訳するのは大変ですが、この漢字はどういう風に訳せば分かりやすいだろう、こう訳せば文章になるなど考えるのが楽しかったりします。また月一回の講義で翻訳したものを発表する機会があるのですが、自分の訳したものと違うことがあり、そういう訳になるのか、そういう捉え方なのか、など感心します。こういう事は一人でやっていたら出来ない事なのでみんなでやる楽しさがあると思います。講義は翻訳だけでなく、その時の講義に絡めた症例を、中医学ではこういう風に見立てると教えて頂けます。三旗塾の講義を受けるまで中医学は漢字の羅列してある文章がずっと続くイメージがあったので、恐らく私は苦手な分野だろうと思っていましたが、井田先生の説明がシンプルで分かりやすいので着いていきやすい所も良いと思います。休みながらも続けていき、早くも一年経ちようやく辞書を引くのも少しだけ早くなり、なんとなく中国語が少しだけ読める様になりましたが、同時にまだまだ道のりは長いと思いました。
中医学を日常で使える様にする。今現在の当面の目標です。三旗塾に入塾して間も無い時はいつか中医学を使える様になればいいなとぼんやりしていました。しばらく経つとこの症状って中医だとなんだっけ?あの症状だから~証かな?とほんの少しづつですが中医学に変換して考えようとする様になりました。また早く中医学書を読める様になり、中医学を使って治療出来るようになりたいです。三旗塾に出会えた私は恵まれていると思います。この感謝の気持ちを忘れずに今月も講義に参加させて頂きます。
毎回とても良い刺激を受けることができる
Sさん 40代 女性 鍼灸歴2年
基礎クラスに所属
三旗塾に参加して一年経ちました。
三旗塾(大和勉強会)の基礎クラスの月に一度の勉強会に参加して一年。
鍼灸学校卒業後の、新たな環境の中での一年だったせいか、実にあっという間だったように感じます。
学生時代に、今後の自分の治療の指針になるもの(流派、勉強会など)を決めようと思いながら過ごしていましたが、なかなか決心がつかずにいました。
そして卒業間近の頃、学校の先生が推薦されていた金子先生の御著書『問診のすすめ』を拝読し、「うわぁ、すごい先生だな~」と衝撃を受けました。
この御本の内容を消化吸収し使いこなせるようになるには、何年かかるだろうか。自分には無理なのでは…と考えましたが、難しいからと諦めたら一生ムリ、目標は高くても一歩ずつ進めばいいじゃないか!と三年間迷っていた事が、すんなり決まりました。
その後知人を介し金子先生との御縁をいただき、三旗塾に入会させていただきました。
驚いたことに、初学者のクラスはまず中国語の中医のテキストの翻訳作業を行います。
臨床での問題を解決するために、中医書を読めるようになるのが初級クラスの目標とされているからです。
原文を翻訳する中医の勉強会は珍しいのではないでしょうか。
中国語は当然全て漢字で、一文字ずつ意味が込められているので情報量も多く、一文章を訳すのに一時間近く費やすこともあります。
地道で大変な作業ですが、翻訳書のみならず中医書全般を読めるようになると、自分の世界を広げられ、大いに助けになると思い励んでいます。
井田先生が分かりやすい解説や臨床に即したお話をされるので勉強を深められ、またクラスの方々の質問は、そんな視点もあるのかと、自分の理解の足りなさに思い知らされます。
最近臨床に携わるようになり、自信のなさから金子先生に沢山質問し、自分で考えなさいと怒られています。
自力をつける為に、中医書や先生の御本と対話しながら臨床を進めています。
先生のお言葉で、その時はよく分からなくても後でこの事だったのかと合点がいくことがあり、言葉の深さに感動します。
でもまだ初学者で臨床の全てに悪戦苦闘している状態ですが、半歩でも前に進めたらと思います。
金子先生と三旗塾に出会わなければ、臨床家として成長するにはどうすればよいか、路頭に迷っていたと思います。
感謝の気持ちしかありません。
そして勉強会の後の宴会で弾けすぎる私を温かく見守ってくれている塾生の方々にもいつも感謝しております。
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。